私が自分のこと(性格とか得意なこと、他人と違うとこなど)を考え始めたのは大学1年の時でした。きっかけは専攻したクラスで自己紹介の文集を作ることになったことです。「のんびりした性格で、ギリギリにならないと取りかからない」と書いた覚えがあります。
あれから50年以上が過ぎましたが性格、興味、考え方、価値観は「今もあまり変っていないなぁ」というのが実感です。人生の晩年を迎え、中高生の頃に漠然と思っていたことを今もしている、それが楽しいと感じている自分がいることに我ながら驚いています。
このような私の経験から言えることは、若い頃に漠然とでも思っていたことは自分の人生に意味のあることだったということです。「それを生きるのがあなたの運命です」と、天が予言してくれていたことになります。
今高校生である皆さんは、これから自分の人生を生きることになります。自信を無くしたり友達関係で悩んだりすることがあるでしょう。でもその時大切なことは「自分ができること、興味のあること」を持っていることです。嫌なこと、腹が立つこと、ストレスなどマイナスから遠ざかる最良の方法は、自分の好きなこと、できること、楽しめることをすることです。そうすると、マイナスの方があなたから遠ざかってくれます。
嫌なことから逃げようと努力するよりも、好きなことをもっと極めようと苦労することの方があなたの成長につながります。
0コメント