学校が楽しいか、そうでないか…それを決める要因の8~9割は、友人・先生との人間関係が良好かどうかにかかっているそうです。皆さんの実感はどうでしょうか?
集団の中に居て楽しく感じるためには、まず仲間への安心・安全感ができていることが必要です。
・自分のことは分かってもらえている
・仲間の人となりはだいたい分かっている
・思ったことを言っても誤解されずに受けとってもらえる
・何かミスをしてもかばってもらえそう
・何でも話を聞いてもらえる
というような雰囲気があることです。
このような集団の中にいると、所属感を感じるようになります。
・自分はここにいてもよい
・周りから認められている
・皆のために役に立っている
・自分は集団の中で大切な人だ
という気持ちが起こります。
感情面で所属感が満足されると、頑張ろうという意欲がわいてきます。この意欲は、自分だけがではなく皆で一緒に、また何に対しても頑張ろうという広い気持ちのものになります。このように、毎日が楽しいかどうか、意欲がわくかどうかは集団内の人間関係に負うところが大きいのです。
学校生活には様々な活動があります。その中で、授業、体育・文化的な行事、生徒会行事などクラス単位で行われる活動がたくさんあります。これらの活動に参加する時、個人で参加するという意識ではなく、クラスの安心・安全感や所属感を作るために皆で参加しているという集団意識を持ってみてはどうでしょうか。学校でいろいろ活動をするのは、クラス内の人間関係をよくする目的のためであると、逆転の発想をしてみて下さい。ひとり一人の協力で、きっと楽しい学校生活になると思います。
その際の注意事項、別府の市営温泉に掲示されている心得!
「熱(あつ)好き、温(ぬる)好きの人がいます。
お互いゆずり合って仲よく入りましょう」
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