この詩を読んだ、今のあなたは誰に会いたいですか、何に会いたいですか?
作者が作品として発表した以上、この「誰か、何か」の解釈は読み手に委ねられていることになります。自分で考えてみてください、そして友達に話してみてください。
私にとっての「誰か、何か」についてお話するとすれば、それは自分自身の中にあるのだけど未だ見つけることができていないもの、のような気がします。
「誰か」は本当の自分自身で、「何か」は自分の未知の才能や感性のことです。一生じっと手の中に握りしめて、汗で湿ってしまった百円玉のようです。今からでも役に立つ使い方があるのかな?
アメリカの心理学者E.H.エリックは人生の課題を成長に合わせて8段階に分類して、青年期は自我同一性(自分はどんな人間かを知り、社会で生きてゆく道筋を探る)の確立を目指す時期であると言っています。皆さんはまさに自分の進路をどうするかを考えている真っ最中でしょう。自分探しの旅に出かけたところです。世のため人のため役に立つ何を自分は持っているかを見つけてください。
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